やはり「八勝館」 2   

2010年 11月 03日

こんにちは。dannaです。前回に引き続き「八勝館」のお話です。

「八勝館」
052-831-1585
愛知県名古屋市昭和区広路町字石坂29
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飯蒸
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あけるとイクラの飯蒸
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写真が悪いですね。これが絶妙の蒸具合なんです。イクラですから火が入りすぎたら白くなってしまいますがこれは温い程度。生のイクラとは違う深い色に輝いていました。

八寸
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八寸には海老、帆立、むかごなど。海老にはからすみ。

イカに鮎の白うるかで和えてあります。
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白うるか(鮎の卵巣のうるかです)って、単体でも美味しいものですがこう使うとさらに美味しいものですね。

皆さんお酒が進んでリラックスし始めた頃、「御幸の間」の観月台に、炭火のセットがされまして、
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ノドグロが運ばれてきました。醤油に漬けてあるそうです。
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焼き物は私達の前で焼き上げてくれるそうです。それは楽しい。
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興味津々な私達に囲まれて、やりづらそうですが、その場で串を打っていきます。
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飾り包丁って最後に入れるのね。
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さぁ焼いていきます。
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これはたまらない。。ノドグロの脂のいい香りに醤油漬けの醤油が炙られた香り、そこに炭火の香りが漂ってきます。
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わざわざお部屋で焼き上げてくれた演出、サービスの効果は十分です。もう我慢できなくなってます(笑)

出来上がった焼き物。
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これもとても面白いお皿に盛られています。添えられているのはクロカワ茸(老茸ともいう)渋みが美味しい茸です。焼きたてのノドグロ、とても美味しかったです。

煮物は少し西方、ペルシャのような文様の器で
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穴子と湯葉と里芋の煮物
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この派手さがない(失礼)料理が美味しいんです。日頃食べてるものと素材が違うし、出汁なんだろうな。湯葉を食べてほわっとして穴子を食べてくうっとなりました。この穴子のお寿司食べてみたい。

お食事は鯛めし
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ちょっと濃い目の味付けでした。でもお代わりしました。。
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水菓子。洋梨と葡萄。どちらも大変美味しい果物でした。果物でもちゃんと感動させてくれるのがうれしい。
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ご馳走様でした。
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この日もとてもたのしく美味しい食事でした。ありがとうございました。約三時間。緩急もあってすっかりリラックスして食事を終えました。同行した皆さんも初めての方はとても喜んでいただいたし、再訪も方もいろいろ再発見があったみたいです。

お庭や器が語られることが多い「八勝館」ですが、お料理単体でもとても美味しいしお会計的にも調度良いと思います。歓声がわくような料理ではありませんが、手に入る季節のもののなかで良いもの選んで淡く調理してあります。何度か通ううちに落ち着いて食事ができるようになってきて、それがわかるようになってきたのかもしれません。

すばらしい空間に迎えられて(ちょっと緊張するけど)、丁寧で格式を守った接客をしていただいて(かなり緊張するけど)、調度や器も日頃直接目にできないものを「視る」ことができて、目も口も鼻も舌も手も美味しい食事を楽しませてもらって、そしてお店や仲間ときちんとした、それでいてゆったりとした時間を一緒に過ごす。もちろんそれは洋食でもなんでも可能でしょうが、日本に生まれてやはりこういうものに囲まれて過ごせるという事が幸せだと感じました。

私は経験不足で、他の料亭のことはほとんど知りませんが、私にとっての「八勝館」は「食事をする場所」である以上の特別な場所です。これからも機会をつくって通い続けたいと思います。

ホテルや商業ビルのなかに「美味しい和食店」を作ることはできますが、これから先、建屋も庭も調度や器、もちろん料理人やお店の文化も、仕入れ先もお客様も、そのすべてをもつ「本物の料亭」を造るというのは本当に難しい(ほぼ不可能)ことだと思います。せっかく名古屋にそれがあるのだから大事にして欲しいと思います。(偉そうなこといってすみません。若造のひとり言です)


「八勝館」
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愛知県名古屋市昭和区広路町字石坂29
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by t0k0san | 2010-11-03 11:18 | グルメ 和食

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