バスクの日
2008年 09月 19日
今日は「バスクの日」、といっても旅行にいったわけでもバスク料理を食べに行ったわけでもありませんが。。。
今日の主役はこれ!「純血バスク豚」!!
見事な脂身。きれいですね。皮付きです。素晴しい。これでひとつ約450g。届いた日から早く食べたくてしかたありませんでした。
こちらは血統書のコピーも同封されてました。いつも羊を買っている「東洋肉店」さんで購入。野山を駆け回って栗やどんぐりを食べて育つんだそうです。年間2000頭のみ。
もうひとつの主役?名脇役はこちら。バスク産唐辛子。ピマンデスペレット。AOCだそう。
以前イノーベで話に聞いて欲しかったんですよね。いままでカイエンペッパーで代用してましたが今回はこれをつかってピペラードを作ります。
全体のボリュームもかなりあるので脂身を切りとります。脂はとっておいて他に使います。何に使おうか・・
味付けは塩コショウだけでシンプルに。脂身からじっくり焼いているところ。たってます。(笑)
焼き上がり。ちょっと縮みますがパンパンに張っています。ホイルで包んで休めます。
別に作っておいたピペラードを添えてできあがり!
ピペラードも今回は一味違います。辛味ではなく風味なんですね。何回か作ってレシピも決まってきました。
バスク豚最高!この脂身がとっても美味しい。肉と同様にコクがある味なのに全然しつこくないんです。必要以上の弾力もなく肉と一体となって旨味二乗です。もちろん肉も歯ごたえも風味も十分にあって、噛み締めるごとごとに「うん、うん」といいながら食べてしまう。塩コショウのみですから豚の味が存分に味わえます。さらに添えたピペラードをちょっとつけ、ピマンデスペレッドもぱらっと一かけすると更に「美味い!」やっぱりその地のもの同士会うんだなぁ。感動。
さっそく売り切れないうちにバスク豚を追加注文してしまいました(笑)
あとはおまけ。この日の前菜です。
冷たい前菜。いただきモノのイチジク、梨をスライスしてササミのハムを載せたもの。マカデミアナッツオイルをかけてみたら結構合いました。
暖かい前菜。軽く茹でたほうれん草の上にサーモンとグリエールチーズ。白ワインを一振りしてオーブンにいれたもの。グリエールチーズくらいの香りがないとつまらない。
ああ、バスクに行ってみたい。できればチョコ”Txoko"に参加してみたい。私の中のイメージではどうしても「アンドレ・ザ・ジャイアントが集団で踊りながら料理して歌いながら飲む会」になってしまうんですが。
by t0k0san | 2008-09-19 06:31 | レシピ