ミッシャ・マイスキー
2008年 10月 14日
最近は、「食欲の秋」づいていましたので、「芸術の秋」にもしようと
ミッシャ・マイスキーのコンサートへ行ってまいりました。
ミッシャ・マイスキー(ミーシャ・マイスキー)氏はすでに国際的な名声を確立
されているチェリストですので、ご存知の方も多いとは思いますが、
伝説的チェリスト、グレゴール・ピアティゴルスキーとロストロポーヴィチの両巨匠
に師事した唯一のチェリストなんですって。
などと、いかにも詳しいかのようなことを書いておりますが、ただ単に「好き」
なだけ。「ファン」なだけなのです。
ですから、このコンサートに向けて、我が家ではマイスキー氏のCDを常に
流し、予習をしていったんですよ^^;。
さて、会場は私の好きな、愛知県が誇れる(と、私が思っている)愛知芸術
センターのコンサートホールです。
チェロを模った背もたれの椅子。かわいい♪
今回の日本公演では場所によってプログラムがまったく違い、
名古屋ではバッハでした。
バッハも好きだけど、マイスキーのブラームスやラフマニノフも聴きたいなぁ。
マイスキー氏の奏でる音は、独奏とは思えない、多彩な音にまずびっくり
します。でもその音は、やさしい海のようで、浅瀬に足を入れたときに
足首にまとわりつく波のようかと思えば、海面に浮かんでいるときに感じる
たっぷりした波のようだったり、折り重なる音すらも、力強く前面に出る音
なのに気持ちがいいんです。
いつの間にか、(本当に自然に)音楽に身をゆだねていました。
幸せで、穏やかな時間を過ごせました。
音楽っていいですね♪
最新CDも買っちゃいました。
しばらく我が家はミッシャ・マイスキー1本です^^
記録用にこの日のプログラム
バッハ
無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ組曲 第6番 ハ短調BWV1011
(全曲演奏)
~アンコール~
無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調BWV1008
・Prelude
・Allemande
・Courante
by t0k0san | 2008-10-14 15:34 | お芝居、コンサート