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今年のおせちは♪   

2009年 01月 03日

我が家のおせちです。

・・と、いってもお手製ではなく、今年はdannaさんが大好きな目黒のお寿司屋さん
のお正月料理を頼んでみました。

そうそう、話は前後しますが、12月に私も目黒のそのお寿司屋さんへ連れて行って
もらいました。
(機会があれば記事をUPしますね。)


それはともかく、「目黒のお店」のお正月料理はこちら♪
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最初のお重には、アワビの酒蒸し、しめさば、べったら漬け
いくらしょうゆ漬け、スモークサーモン。この二つは以前函館に行った時のお土産。
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このあわびの味の濃いこと!柔らかでうまみも濃い。肝はねっとり舌にまとわり
つきます♪


次は焼き物を中心に。出汁巻き卵、かじきの幽庵焼き、車海老蒸し茹で、
蛸の柔らか煮、ハマグリのいり煮、はも焼き板蒲鉾、紅芋きんとん

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かじきは、自分の家で焼きます。台無しにしないように慎重に網で焼いて・・・おいしー!
たこも、えびも、はまぐりも口に運ぶたびに「んーーっ♪」 し・あ・わ・せ。
一週間程度はもつものばかりなのに、上品な味つけで、素材のうま味たっぷりです。


第3のお重には、酒菜。 飲兵衛垂涎のお重です^^。
能登なまこの茶ぶり土佐酢、寒のするめいか塩辛、天城さんのワサビ漬け、
鰹の酒盗

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この組み合わせを見て、いらない。なんて言う人いないでしょ?
いたら、友達になれない(笑)
前回お店でつき出しに出た、「茶ぶりなまこ」がここにも。この番茶にくぐらせて、土佐酢
につける調理法は、現在ではあまりやる人がいない、昔からの江戸前の仕事だそうです。

このわさび漬けもすごい。天城のワサビと、静岡の「志太泉」の大吟醸のつるし粕
で作られたわさび漬け。わさびをそのまま食べた時のように鼻につーんと辛い。
それがいい!
わさび漬けをこんなにおいしいと思ったのは初めてです。


寒ブリの南蛮漬け
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寒ブリを揚げて、ネギと大根も一緒にゆず酢に漬けこんであります。


煮こごり白身魚の生肉や皮を使って作られた煮こごり。そのまま食べる
のはもちろんですが、海苔をちぎって、アツアツご飯にのせて食べるのが好き。
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おいしくて、しあわせ~でした♪
本当は、このほかに、黒豆の煮物や、昆布の煮物、酢蓮根なんかを作って
おせち料理完成の予定だったんですけどね・・・。
思わぬアクシデント(インフルエンザ)に見舞われて、予定はすべておじゃん★
どうなる事かと思いましたけど、美味しいものは、人を幸せにしてくれますね。
無事にきちんとしたお正月を迎えることができました。 よかった^^。


ちなみに、このお正月料理は大みそかにこんな状態で届きました。
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この中には、「取扱説明書」が!!
しかもきちんと綴じられています。 これを見るだけでも、大将の素材に対する
愛情と作った料理に対する愛着が感じられます♪

なにしろ、このお店の大将は、一品料理を出すたびに講釈を付けてくださるお方。
口癖は、

「勝手に食べないでね!」 と
「勝手なことしたら、勘定100倍になるよ!」

ですから(笑) こんなことを言われながらも、ちっとも嫌な気持にならないのは
大将の人柄と素材や料理に対する姿勢や、確かな腕に裏付けされた味があればこそ。

もちろんこの「取説」にも、「勝手な行動をすると勘定100倍になるよ」
の文字が(笑)   初笑いでした^^。
  

by t0k0san | 2009-01-03 09:48 | お家グルメ

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