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キンキと枝豆の炊き込みご飯。   

2009年 09月 14日

こんにちは。dannaです。先日ベランダシャンパン会の様子を書きましたがこれはその翌朝のお話。

夜遅くから参加して泊まっていく方がいたりで朝食を一緒に食べることに。翌朝朝食食べるためだけに来る方もいるとのこと。えーっとうちは普通の家ですが?(笑)
そんなわけでお家のありもので朝食の準備。今回はキンキと枝豆で炊き込みご飯にショウガをちらして。
キンキと枝豆の炊き込みご飯。_a0091907_140679.jpg

キンキの赤と枝豆の緑で彩りもよく出来ました。このあとキンキをほぐさなくてはいけないのが手間ですが。朝から何をやってるんだ僕は。
キンキと枝豆の炊き込みご飯。_a0091907_1402930.jpg

一応作り方。(四合)
前日
・キンキの開きには塩して一時間ほど〆め、良く洗って水気を切っておきます。
・枝豆は豆に味がつくように房に切れ込みをいれた状態で塩茹でして、冷めたら皮、薄皮をきちんと剥いておきます。
当日
・土鍋に太白ごま油を熱し、ネギのみじん切り一本分を軽く炒めたら、少し油を足し、米は洗わずに四合全部いれて油と馴染ませます。
・米が透き通ったら出汁をいれます。出汁の量はご飯炊くときと同じくらい?米が完全に浸って1,2cm沈んでるくらいです。今回は鱧の出汁を使いました。弱火~弱中火くらいで底のほうから混ぜながら沸騰するまで。
・沸騰したら塩少々、醤油を大さじ1程度いれ、皮を炙ったキンキの開きを載せ、アルミホイルで蓋をして弱火でくつくつと。5~10分。途中で蓋をあけても平気です。出汁が見えなくなってリゾットのような状態まで。
 このときに味見してみてお米に芯がしっかりあるようなら少し出汁を足して「芯がほんの少しある」状態まで待ちましょう。
・最後に剥いておいた枝豆をたっぷりちらして、弱火であと3~5分。これでリゾット状→炊き込みご飯に。
・完成。魚はほぐして混ぜ込んで、針ショウガをちらしていただきます!
実際の調理時間は15分~20分くらいですから、パスタやうどんの乾麺よりも手早く出来たりします。

今回は魚屋で鱧の頭と骨が100円で売ってたので鱧出汁にしました。
全体に塩して一時間くらいおいてから、ごく軽く茹でて、血や内臓をよく洗ってとります。
キンキと枝豆の炊き込みご飯。_a0091907_1405216.jpg

後は少量のお酒と2ℓくらいのお水でくつくつと。自宅用ですから濁ってもよいので中火で煮ます。
キンキと枝豆の炊き込みご飯。_a0091907_1412354.jpg

10分くらい煮たら、身を崩してしまいます。ポテトマッシャーなんかを使って骨も頭もゴリゴリと。そのほうが魚の味が濃いスープになりますから。それから中~強火で煮立てて全体を半量くらいまで煮つめ、最後にザルで漉してできあがりです。
真っ白の美味しいスープができますよ。お吸い物にするわけじゃないので我が家では白身の出汁といえばこんな感じです。鯛でもヒラメでもスズキでも魚のアラが出たらスープ(出汁)にしておきます。そのまま飲んでも良いし、にゅうめんに使ったり、炊き込みご飯につかったりで、もう一食楽しめます。それにしても鱧出汁はとっても美味しかったです。これから鱧のアラ見つけたら即買いだな(笑)

by t0k0san | 2009-09-14 18:41 | レシピ

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