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9月上旬の着物   

2009年 09月 25日

9月の着物は8月の「薄物」から「単衣」の着物へと、洋服の衣替えより一月
早く変わります。

単衣というのは、裏地のない一枚仕立ての着物のことです。
この着物に合わせる帯は、通常「袷の着物」(裏地のある着物)の時と同じ
と考えていいのですが、

   より季節感を出すために(まだ9月って暑いし☆)
                  より、着慣れている感を出すために(笑)

9月上旬までは、「単衣の着物」に「夏小物」を揃えます。
ここで言う、「夏小物は」・・・「帯」、「帯締め」、「帯揚げ」、「半衿」のことです。

が、

ここで「着物通さん」を気取るなら、帯の柄には注意しましょう。

まちがっても、金魚や、風鈴、流水など、涼しげな柄はNG。これをするくらいなら
袷の着物用の帯を締めましょう。

そんなわけで、

私も気取ってみました 「着物通」(笑)
9月上旬の着物_a0091907_1617988.jpg

「実りの秋」を思わせる麦の穂です。 夏素材である「絽の帯」に秋の柄。
9月上旬の着物_a0091907_16175061.jpg

分かりにくいかもしれませんが、この色無地の着物には同じく「穂」の地紋。
9月上旬の着物_a0091907_1620183.jpg

by t0k0san | 2009-09-25 07:02 | 着物

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