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お食事会の着物 9月   

2008年 10月 11日

先日、ブログに載せました、お食事会に着て行った着物です。
その、お食事会は「富十郎さんを囲む会」と「観月の宴

実は、この二つの食事会は1日空けて続いていたんです☆
最初は「富十郎さんの会」のほう。

季節は、9月下旬の秋
お客様層は、目上の方でお着物を見る目も肥えていらっしゃる方ばかり
シーンは、ホテルでの小規模なお食事会


と、いうキーワードが入りますと、

9月なので「単衣の着物」。 あまり仰々しくても、カジュアルでも失礼ですから
着物の格は「色無地」か「付け下げ」 もしくは、軽い柄行きの「訪問着」
そして、目上の着物慣れされている方が多い時は「正統派」が一番!

そんなわけで選んだ着物がこちらです。
お食事会の着物 9月_a0091907_94123100.jpg


着物は、落ち着いた藤色に秋草の穂の地紋が入って、「秋」らしく♪
お食事会の着物 9月_a0091907_9444755.jpg

ただし、帯は「桐を描いた染帯」にしました。
桐の花は「春」に咲くのですが、桐の文様は、通年使え、格と華やかさを併せ持って
いますので重宝します。
こちらは「染帯」ですが、ところどころ「金」が使われていますし、重厚感がある為
「訪問着」にも合わせられる「格の高さ」もあるのです。
お客様層が着物に目が肥えていらっしゃる方が多いので、とっておきの「染帯」を
出しちゃった♪  自己アピールです^^

    ※帯の格では「染帯」が格下、「織の帯」が格上で、通常「訪問着」には織の帯
     を使います。
  

さて、1日空けた次の日は「観月の会
こちらもホテルで、中規模のパーティでした。
お客様層は様々ですが、やはり中心は年長の方。

そこで・・・
お食事会の着物 9月_a0091907_9532962.jpg

帯をチェンジ!
先程、「染帯でも物によっては、格が高い」といいましたが、やはり分かりやすく
華やかなのは「織の帯

この二日ほど、肌寒い日が続いたのもあり、帯を「菊唐草文様の唐織」の帯に
して、季節的に「少し深まった秋」を演出。

どうでしょう?
実はこの二つのコーディネイト、まったく違うメンバー様だからと、
「着物」、「帯締め」、「帯揚げ」すべて一緒にしちゃいました★

「帯」が違うだけ^^;  でも、違った雰囲気に見えますでしょ?
着物って便利♪♪♪

by t0k0san | 2008-10-11 08:30 | 着物

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