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興兵衛   

2008年 10月 22日

こんにちは。dannaです。「握り鮨、江戸前鮨の原点は、江戸時代末期に華屋興兵衛が両国で興した『興兵衛すし』にあると言われている」、、ふむふむそれは知らなかったなぁ。
今回は東京は江東区にある「興兵衛」に行ってきました。こちらはある方に教わったんですが「とにかくすべてに仕事がしてある感動の江戸前」とのこと。そうと聞いてはだまっていられません(笑)ちょっと遠いけど頑張って行ってきました。

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こちらは最寄り駅が都営新宿線の西大島駅。名古屋の人はさっぱりわからないでしょうね。錦糸町や亀戸に近い下町です。私も今までこちら方面に縁がなく初めてこの辺りにきました。でも東京駅近辺から地下鉄10分強。銀座からタクシー3000円ですからそんなに不便ではないです。

カウンター8席のこじんまりとしたお店です。入った瞬間から他のお客さんが食事を本当に楽しんでいるのが伝わってきます。

さてさてさっそく頂きましょう。
こちらは基本的におまかせのみのようです。

まずはおつまみから
・三陸かきのスープ仕立て
  牡蠣も立派ですがスープが美味しい。いろんな魚介部位を足して足してスープにしてるそうです。最初に暖かいスープがでるのはこれから寒くなるとなおうれしいですね。
・いかのわたあえ
・おつまみ5種
 すみいかげそ とろの漬け あなごのわた 煮ほたて えびのワタのところ
 どれもこれも一口づつですが味わいが深く食感が違い余韻が長い。お酒もすすみいろんな味覚食感にたいして準備が出来てしまいます。

ここからにぎり
・まぐろ漬け
・ひらめ 甘酢
・ひらめ 胡麻醤油
・すみいか
・しまあじ炙り三枚付け 感動!
・くるま海老
・みる貝
・北寄貝
・きす
・こはだ
・鯖 松輪
・鰯 東京湾
・煮蛤
・あなご
・たまご(小柱入り)

ネタを書き並べても全然伝わりませんね。ウニやらトロがあるわけではなく決して派手なネタがあるわけでないのですが、ひとつひとつにすべて丁寧な仕事が施されておりまさに絶品。大変美味しいお鮨でした。とくに良かったのはひらめごま醤油、しまあじ、みる貝、北寄貝、きす、こはだ、鯖。。。ほとんどすべてです(笑) 私はこちらのお鮨を語るほどの知識も言葉も持ち合わせていませんが、それぞれのネタにあわせてそれぞれ異なる仕事や味付けがなされており、普段口にする鮨とは別次元の料理としての鮨。本当に良いものを食べさせていただきました。

頂いたお酒(はせがわ酒店さんにお願いしてるそうです)
 喜正 あきるの
 伯楽星 宮城 
 開運 静岡
 十四代 
  奥さんおすすめの開運が気に入りました。冷で一杯。ぬる燗で一杯

ひらめ 胡麻醤油
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しまあじ 炙り 三枚付け 感動、悶絶の一品。
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きす  何工程もかけて〆るんだそうです。中には海老のおぼろが。
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さば ものすごく旨い
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あなご ふわっととろっとじゃないんですね。本当に旨い。煮蛤も同様。
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堪能しました。


私は行ったことがないのですが名古屋植田の弥助さんがこちらのお店で修行されたそうです。師匠からお勧めされた事だし、やはり一度いってみなければ。

與兵衛(よへい)
03-3682-3805
東京都江東区大島2-24-5 コーポ高橋 1F

by t0k0san | 2008-10-22 21:39 | グルメ 寿司

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